症状は腕を持ち上げたり、腰に手を回した際の痛み（とお時痛）や夜寝ていて痛む（夜間痛）があります。男性ですと背広に腕が通しにくくなったり、女性の場合背中のホックの着け剝がしが困難になります。
　治るまでの期間には個人差があります。痛みが落ち着くまでが半年程度、その後痛みで動かさなくなった関節の動きがある程度戻るまでに1年から1年半かかる方もいます。

　自然に治ることもありますが、放置すると日常生活に不自由が生じる事があります。痛み出した急性期には整形外科で消炎鎮痛剤などで痛みをコントロールしつつ、慢性期になってから運動やセルフケアで対応していくのが一般的とされています。

　日頃から肩に限らず全身の運動をおこなっている方の場合、運動不足の方と比べて回復がはやいように見受けられます。日頃から運動やストレッチの習慣をつけておくことが予防や回復の促進に繋がります。また、睡眠不足やストレスの改善も大切な要因になります。