緊張型頭痛と慢性腰痛には
みなと鍼灸院
こんにちは!院長の湊です。
今回は胸郭出口症候群についてのお話しです。
目次
1.胸郭出口症候群とは?
2.胸郭出口症候群の原因と症状
3.自分で出来る対処法
5.当院で出来る事
6.最後に
1.胸郭出口症候群とは?
つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で腕が痺れたりや肩や腕、肩甲骨周囲に重怠さや痛みを感じたことはありませんか?
胸郭出口症候群とは、上腕や肩の運動、感覚に深くかかわる神経、動脈が障害を受け、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態の事を言います。また、肩こりとして自覚されることもあります。なで肩の女性や筋肉を鍛えた男性に発症するタイプもあります。
発症には日常生活に関連した動作も影響し、規則正しい健康的な生活スタイルを確立することが重要といわれています。自覚症状が強いにも関わらず、周囲に理解されにくく、当事者が困惑することもある病気のひとつです。
また、前腕尺側と手の小指側に沿ってうずくような、ときには刺すような痛みと、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害に加え、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。 手指の運動障害や握力低下のある例では、手内筋の萎縮(いしゅく)により手の甲の骨の間がへこみ、手のひらの小指側のもりあがり(小指球筋)がやせてきます。
鎖骨の下を通る動脈(鎖骨下動脈)が圧迫されると、上肢の血行が悪くなって腕は白っぽくなり、痛みが生じます。鎖骨下静脈が圧迫されると、手・腕は静脈血のもどりが悪くなり青紫色になります。
2.胸郭出口症候群の原因と症状
首には食道や気管、神経や血管、筋肉など多くの組織が密集しています。腕をつかさどる神経や血管は、胸郭出口と呼ばれる部分を通って、首から目的地である腕に向かって走行しています。胸郭出口を通過する重要な神経として腕神経叢(肩から腕の神経)があります。また、主要血管として鎖骨下動脈や鎖骨下静脈があります。胸郭出口にはいくつかの物理的に狭い空間が存在しており、こうした場所で神経や動脈が圧迫されることがあります。神経や動脈が胸郭出口で圧迫されることで、胸郭出口症候群が発症します。胸郭出口の狭窄部位としては、3か所知られています。
首の付け根の斜角筋が原因(斜角筋症候群)
鎖骨と肋骨の間で起こる(肋鎖症候群)
胸の小胸筋と肩甲骨との間に構成される部分(小胸筋症候群、過外転症候群)
これらを総称して胸郭出口症候群といいます。
(頚肋と呼ばれる先天的な肋骨の遺残物が原因となって腕神経叢や鎖骨下動脈がより一層圧迫を受けやすい状況になるため、胸郭出口症候群が発症します。)
胸郭出口症候群は長時間、悪い姿勢で座っていたり、睡眠不足やストレスなどが重なったりすると発症しやすくなるとも考えられています。また、なで肩であることや、重いものを持つ習慣も発症に関連します。
胸郭出口症候群は、いわゆる肩こりとして自覚されることがあります。腕や手に分布する神経や血管が圧迫されることで発症するため、神経症状として首や肩、腕にしびれやちくちくする感覚、刺すような痛みを覚えることがあります。
神経症状はさらに手先や体幹にもみられることがあります。神経障害が持続すると、筋力の低下も出現し、運動機能にも影響が生じます。具体的には、握力の低下、巧緻性の低下(指先が不器用になる)などです。血管の症状としては、血行の悪化から皮膚が白くなったり、青紫色になったりします。血行障害で痛みや感覚障害が誘発されることもあります。
3.自分で出来る対処法
姿勢の悪さが胸郭出口症候群を誘発することがあるため、良好な姿勢(猫背・巻き肩等にならないよう)を保ちましょう。また、重いものを持ち上げることも要因であるため、可能な限り重いものを持たないようにします。デスクワークや家事などによる胸の筋肉の短縮や重いものを繰り返し使う事による筋の過緊張にはストレッチが必要です。さらに、睡眠不足やストレスとの関連性も指摘されており、規則正しい生活スタイルを確立することが重要です。以上のような予防策に加えて、症状が現れているときには消炎鎮痛剤などの対症療法薬を使用することもあります。
4.みなと鍼灸院で出来る事
当院では以下の手順で治療をおこなっていきます。
①カウンセリング ②姿勢評価 ③施術 ④再評価 ⑤セルフケア指導
胸郭出口症候群による痛みの原因をおカラダ全体から探し出します(生活習慣からくる姿勢や癖など)。次に、今のお身体の状態を把握し何が問題かをお話します。(特に胸や首元の緊張の度合いをチェックします) そして患者様それぞれに合った施術(はり治療や整体、ストレッチなど)を提案し納得して頂いた上でおこなっていきます。施術後、再度お身体の評価をおこない現状のお話をします。最後に、一番大切なセルフケア指導を行います。施術をしても今まで通りの生活パターンでは筋緊張が戻ってしまいます。変えるべき習慣を変えて痛みのないお身体にしましょう!
6.最後に
お身体の痛みは様々な要因が重なり結果として今の痛みになっています。胸郭出口症候群の場合、胸や首元の緊張を起こす原因をしっかり見つけていきましょう。日々の生活習慣・姿勢などを改め痛みのない生活を一緒に目指しませんか?
本気で治したい、カラダを変えたい方を全力でサポートいたします。
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鍼灸師 湊洋平
国分寺市で緊張型頭痛や慢性腰痛に強みを持ち、
本気で治したい方にオススメの治療院
医師・理学療法士やピラティスの指導者等も通う鍼灸院
「習慣を変えてカラダを変える」をコンセプトに
生活習慣や自身で出来るストレッチ等を丁寧にお伝えいたします。
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